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ウィンダム

2009 - 06/03 [Wed] - 22:41


まず、1番始めは水虫治療薬の中で、今の所、唯一の第1類医薬品である、
「ウィンダム」について紹介します。

ウィンダムは成分名をラノコナゾールといい、
医療用医薬品で元々使われていたものが、
市販でも認可され、OTC医薬品として売るようになったものです。

ラノコナゾールは調剤の方ではアスタット液・クリームと呼ばれるもので、
他の水虫治療薬の塗り薬の中でも、効き目のいいお薬です。

一般に、水虫治療薬の強さは、
どのくらい少ない濃度で水虫菌を殺したか
比較されます。

実を言うと、医療用医薬品では、ラノコナゾールよりも後にでた、比較的新薬で、
ルリコナゾールという成分があります。

今の所、ルリコナゾールが一番水虫菌を殺す力が強いとされ、
ウィンダムの成分であるラノコナゾールは2番手です

ルリコナゾールは調剤ではルリコンクリーム・液という商品名で存在しています。

しかし、まだ市販薬として売られるところまでいっていませんので、
OTC医薬品として買うことの出来る水虫治療薬で
一番強いものはウィンダムという事になります。

ウィンダムの特徴を次の5つの面から紹介していきましょう☆

1.殺菌力 2.浸透力 3.貯留力 4.皮膚症状改善 5.治療効果


1.殺菌力

殺菌力については、導入で話したように、
OTC医薬品として売られているものの中では、
ウィンダムが1番水虫菌を殺菌する能力が高いと言えます。

水虫菌を殺菌する能力の優劣については、また、後ほど、
水虫菌治療薬として全体を紹介する時に、紹介していきたいと思います☆


2.浸透力

水虫の症状は本当に多種多様で、中には難治性のものも存在します。

特に水虫菌のせいで角質が増殖してしまい、皮膚が硬く厚くなってしまうと、
薬を塗ってもいまいち浸透せずに、なかなか改善されない事が多いですが、

ウィンダムは浸透力が高いため、そういったいわゆる角質増殖型といわれる
治りにくい水虫にもよく効きます。


3.貯留力

最近の水虫薬はほとんどが1日1回塗ればOKで、
何回も塗り直す必要がなくなってきたので、以前に比べて、患者さんにとって
使いやすくなりました。

ウィンダムは中でも3日間患部にとどまることが分かっています。


4.皮膚症状改善薬

水虫の人が水虫になって1番困るのは皮膚の症状とかゆみです。

通常、菌を殺すだけでは、皮膚の状態が正常に戻るまで、時間がかかります。
菌を殺すだけでは、かゆみもすぐには改善されないことが多いです。

ところが、ウィンダムには組織を修復する、床ずれによく使う医療用の成分と、
皮膚の症状を改善する力が同等であることが最近わかってきました☆

これはすごいことです。

ウィンダムにはラノコナゾール以外の有効成分は入っていません。
最近の水虫薬で、成分が比較的古いものは、最近は配合剤という形で
かゆみ止めやメントールなどが含まれていることが多いですが、

その成分一つで、皮膚症状を改善する力もあるという事です。


5.治療効果

ウィンダムは、本当に高い治療効果を示します。

趾間型という、指と指の間にできる水虫では98.1%
体と股部に出来る水虫では100%の改善をもたらしたという結果が出ています。

小水疱性の水虫に関しては93%と、やや低いですが
(著名改善の割合も他に比べて低い)
これは、水ぶくれのようになると、間に水分がたまるため、
薬剤がその水で分散されて、患部に届きにくいのが原因と考えられるので、

この手の治療の難しさは、ウィンダムに限ったことではありません。

そう考えると、すごい改善率ですよね☆


<ウィンダムの売り方>
これはあくまで、私が売る時にしていることなので、
正解はありません。

ウィンダムはラノコナゾールという成分が入っている水虫治療薬です。
みずむし・いんきんたむし・ぜにたむしに効きます。

粘膜や傷のひどい所には使わないで下さい。
(状態がかなりひどい水虫の場合は、
医療機関で内服を服用することをお勧めします)

この成分にアレルギーを起こした事がある方は使えません。

1日1回で効くので、お風呂上がりなど、皮膚の比較的柔らかいときに、
患部より広めに塗って下さい。
(かゆみや皮膚の症状のないところにも水虫菌がいる場合があります)
(医療機関では、
片足全体や両足全体に塗るように指導しているところも多いです)

ウィンダムについてはこんなところですかね☆

自分自身、きっとまだまだ説明が上手くない所は多々あるとは思いますが、
医療関係者の方が、もしこの記事を見ていたとしても、
温かい気持ちで見守っていただけたら幸いです(笑)

読んで頂きありがとうございました☆
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